日本でも絶大な人気を誇るサーカス『シルク・ドゥ・ソレイユ』で、パフォーマーとして活躍する高堰翔平さん。幼稚園の頃に器械体操を始めたのがきっかけで、体操の道へと進み、大学時代は新体操で日本一に輝きました。しかし、卒業後は「体操以外のことが何もわからない」という理由で、フリーターという進路を選択。「特にコレといった目標はなかった」というアルバイト生活の中で、シルク・ドゥ・ソレイユからオファーが届き、世界最高峰のショーに出演するパフォーマーへと華麗なる転身を遂げました。
現在は、ラスベガスのホテルで行われている、マイケル・ジャクソンをテーマにした『ONE』という常設公演に出演している高堰さんに、全校生徒27人という小学校での思い出や、「世界一のサーカス」とも称されるシルク・ドゥ・ソレイユの実態、アメリカでの暮らしぶりなどについて伺いました。
ー取材・文章:阿部 光平、撮影:馬場 雄介、イラスト:阿部 麻美