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昨年11月に函館市谷地頭町でカフェ『classic』をオープンさせた近藤伸さん。東京で生まれ育った彼は、「小さい頃からずっと東京が嫌いだった」といいます。東京で消費されているものが、東京で生産されたものではないことに〝違和感〟を覚えた近藤さんは、都内で10年間経営していた飲食店を閉め、函館に移住。地域の食材や環境と向き合いながら、〝違和感〟のない暮らしを堪能しています。外の街から移住してきたからこそ見えた函館の魅力や物足りなさ、東京での暮らしとの違い、そして街と店の関係性などを語っていただきました。

ー取材・文章:阿部 光平、撮影:妹尾 佳、イラスト:阿部 麻美