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俳優として、映画やテレビドラマを舞台に活躍する町屋友康さん。幼い頃から目立ちたがり屋で、リーダー気質だったという町屋さんは、その恵まれた長身を活かして、札幌でモデルデビュー。さらに活動の幅を広げるため、24歳のときに東京へと拠点を移しました。そこで待ち構えていたのは、想像よりも遥かに厳しい世界だったといいます。やっとの思いで手にした主演舞台での演技を全面的に否定され、一度は足を洗うことも考えたとか。しかし、現在は、激しい競争が繰り広げられる中で、荒波に揉まれながらも、俳優としてのキャリアを着実に積み重ねています。
夢は「函館を舞台にした主演映画」と語る町屋さんに、知られざるオーディションの内容や、バイトをしながら役者を続けるという俳優業の実情、消えかけていた情熱を呼び起こしてくれた有斗高校ラグビー部OBとの運命的な出会いなどを語っていただきました。

ー取材・文章:阿部 光平、撮影:馬場 雄介、イラスト:阿部 麻美