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函館工業高校を卒業後、札幌の専門学校、東京の会社を経て、13年ぶりに函館に戻ってきた谷藤崇司さん。地元で独立し、リフォームやリノベーションを中心とした内装業務を請け負う傍らで、友人の仕事や実家の農業を手伝う生活を送っているといいます。そうした暮らしについて、「仕事も、そうじゃない部分も、全部が生活の一部って感じで楽しいです」と語る谷藤さんは、移住してから「生活の細部にこだわりを持てるようになりました」と話してくれました。
建築やデザインについて学んでいく中で〝地域〟〝空間〟〝暮らし〟といったテーマを追求するようになったという谷藤さんに、函館での仕事や子育て、働く中で見つけた内装業の本質、おじいさんから受け継いだクラフトマンスピリッツ、さらには銭亀沢村長を目指す展望(?)などについて語っていただきました。

ー取材・文章:阿部 光平、撮影:妹尾 佳、イラスト:阿部 麻美